コロナ渦は潜在看護師復職のチャンス

新型コロナウイルス感染症の拡大による医療現場の現状は、さらなる人手不足を招きました。看護師不足が特に顕著に現れ、潜在看護師の復職支援への体制が見直されています。潜在看護師にとってブランク期間が大きなネックとなることから、人材教育の仕組みを整える医療機関も増えはじめ、復職支援プログラムを設けるなど復職しやすい環境づくりが進められています。
コロナ渦により各看護協会では、潜在看護師を対象とした取り組みが実施されるようになりました。例えば、大阪府看護協会では、PCRセンターや軽症者宿泊施設での健康管理業務のために看護師の募集・派遣を呼びかけたのです。復職することへの不安は誰にでもありますが、多くの潜在看護師が「現場に戻るチャンスかも」と一歩前に進んでくれることを願わずにはいられません。